雪が降る。

録画しておいた「タイガー&ドラゴン」を見ながら昼食をとる。
このドラマを見るのは二度め。しかし「笑い」っていうのは、ドラマで再現しようとするとハードル高いなあ。あの西田敏行でさえ、落語のシーンでは危ういのだ。落語として聞こえてこない。確かに口調や間は、落語家っぽいんだけど・・・・
「何が違うんだろう?」Yに話すと、「枯れ具合が足りないんじゃない?」と返事が。なるほどなー。わかったような、わからないような、微妙な気持ちに。
くしくもドラマ中に出てくるけど、落語って「面白い話を面白く聞かせる(科白、うろ覚え)」技術のことだ。話からは一歩身をひいたクールな視線が、落語家には必要ってことなのかなー?
どちらにせよ、一朝一夕では身につかない(ついたふりさえ難しい)ってことなのだなあ。

続けて「富豪刑事」も見る。
度外れた富豪である深田恭子ちゃんのことを皆が異物扱いする中で、なにげに寺島進だけは、案外普通に彼女と接しているのがなんだかツボだった。そして寺島進は、やはり森田剛くんに似ているなあとしみじみ考える。誰にも賛同を得られないのだが。