2013-01-01から1年間の記事一覧

人形の家

『人形の家』ルーマー・ゴッテンによるこの児童文学の作品を読むのは、小学生のとき以来で、わりに勧善懲悪的な内容だと思って読んだ覚えがあったんだけど、今読むと、当たり前だけどまたちょっと違う。 美しいマーチ・ペンは、高慢で意地悪な人形で、木で出…

歩いても歩いても

是枝監督の映画、私が見たのは『幻の光』『ワンダフルライフ』『花よりもなほ』『空気人形』『そして父になる』そして、『歩いても歩いても』。どの映画にも死の影が濃厚に漂っているなあと感じるんだけど、この『歩いても歩いても』は特に、登場人物たちが…

そして父になる

『そして父になる』見たいと思っていたのですが、やっと見られました。私は自分に子どもがいないからかもしれないけど、途中まで「6年間も大切に育ててきた子を手放すだなんてあり得ないだろう」と釈然としない気持ちを抱えながら見ていた面もあるのだけれど…

半沢直樹

最後まで見終わって、土下座って何なんだろうなあと考えてしまった。もちろん記号としての意味はわかるけど、でも実感としては、自分くらいの年齢のひとにはもう、昔のひとのような土下座に対する思い入れってないんじゃないのかなあ。そんなことないのかな…

『ソロモンの偽証』宮部みゆき

今学校やそのまわりでおこっていること、問題とされているようなことを、真正面からとらえひとつの答えにたどり着くまでの過程を描いた作品でした。これだけいりくんだ重たい問題を、こんなに真正面から解体し構築しようと思ったら、この長さはしょうがない…

9月になったなあ

なんとか仕事が終わったので神奈川県立近代美術館別館での野中ユリ展へ。最終日だった。ぎりぎり! 野中ユリさんの仕事を初めて意識したのは若い頃に武田百合子さんの『言葉の食卓』の装幀を見たのが最初で、ああ、これはとてもとても特別だと、心を掴まれま…

あまちゃんと1番ソングshow

6月7月とわりにさぼりがちだった仕事が、今になってどーんと押し寄せてきてあっぷあっぷでしたが、すこしずつ先が見えてきて気持ちに余裕がでてきました。毎日暑いなあ。 あまちゃん 以前、春子がブティック今野の服を来始めたとき、リアスのみんなが「春ち…

summer nude

テレビをつけっぱなしでなにか作業をしていて「あれ、summer nudeが聞こえてきたよ」と思ったら、山下君のドラマのCMかなにかだったみたい。調べてみたら山下君が「summer nude」を歌ってるのですねえ。真心の歌の中で「summer nude」はそんなに好きなほう…

『人間仮免中』

コミックエッセイです。アマゾンを見ると、 夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優他様々な職業… 波乱に満ちた人生を送ってきた著者が36歳にして出会い恋をした、25歳年上のボビー。(中略) 年の差、過去、統合失調症、顔面崩壊、失明…… すべてを乗…

アウト×デラックス

アウトデラックスの三宅君、面白かった。三宅君の出演部分しかまだ見ていないのだけれども、いきなり出てくるのが黒田勇樹だったり、曲者ばっかり出てた。ジェームズ三木って!さいごのほうで三宅君と軽いバトルをしていた男性とか、普通だったらテレビに出…

DOIを観に行きました

Sさんに誘っていただいてDOIを観に行ってきました。印象に残ったのは今井遥ちゃん、織田君、美姫ちゃん。今井遥ちゃんは、まず容姿がものすごく好き。それから、ふわっとムードのある滑り(曲・衣装も含めて)ももともと大好きなんだけど、生で観たらテレビ…

ラジオ(大竹しのぶさん)

大竹しのぶさんがゲストだったので、岡田君のラジオを久しぶりにきちんとラジオで(録音だけど)聴きました。 大竹さんが、いつも思っていたことなのだけれども、身近な人にとてもよく似ている気がして、こうして話しているのを聞くとああやっぱり似てるなあ…

日本生命のCMと『大鹿村騒動記』

日本生命の新しいほうのCM、見ました。前のは、顔も変だし画面も暗いし、このCMは何がいいんだろう?とまで思っていたんだけど、お話が展開(というかなんというか)されのですねえ。楽しくなってきました。まだ続くのかな。お茶をいれるのは30代の岡田君な…

高嶋政伸

『探偵はBarにいる』『アフタースクール』を見て(すごく面白かった!)大泉洋が素敵だったので、見てみました。舞台である北海道の景色がすごくよかった。雪に埋もれた小さな汚い路地とか、一面の雪景色の大地を走るポンコツ車とか、路面電車とか、北大とか…

見たものなど

ピカルの定理に坂本君。 「それ、汐留のほうですよ」って訂正する(つっこむ)テンションがあまり高くなくて、それがすごくかっこよかった。 『十三人の刺客』 稲垣君が素敵だった!残虐な、とても残虐な人でなしのお殿様なんだけど、これはアイドルである稲…

長野君のあさイチ出演

先日の岡田君の怒濤のテレビ出演のときも思いましたが、長野君の食通ぶりは、芸能界にずいぶんと浸透してきてるんだなあ。しかもそれが順調にテレビ出演につながってきているように感じられるのは、長野君本人の努力やなにやかやといろいろな要因があるだろ…

図書館戦争の感想

最近は時間に余裕がある生活を送っていて、そうすると途端に生計が成り立つのか心配になってくる。忙しくて苦しいか、時間があって心配か、何故か中間のときがあまり無い。どちらにしろ気持ちが晴れないのだったら、考えても仕方がないし目の前の仕事に集中…

いのっちの誕生日

今日はいのっちの誕生日なのですね。 ところで、今読んでいる漫画は、よしながふみの『きのう何食べた?』と今市子の『百鬼夜行抄』だけです。もともとそんなに漫画を読むほうじゃないのですが。『きのう何食べた?』は4巻まで貸してもらってたのですが、気…

メモ

『あまちゃん』 能年玲奈ちゃんがどんどん可愛い。自身が書いた脚本の中の女子を、こんなにもこんなにも可愛く体現してもらえる宮藤宮九郎の気持ちやいかに。一体どんな顔をしながらこのドラマを見ているんだろう。 能年ちゃんだけじゃなく、出演者がみんな…

マリオ・ジャコメッリ

人生で三度目の志茂田景樹の目撃。なんなのだ。 マリオ・ジャコメッリ写真展を見ました。 がつんときました。衝撃を受けた。白と黒のコントラストが強調された写真をポスターで見て、単純に「美しいな」と惹かれて見た写真展でしたが、会場に足を踏み入れて…

大神社展

@東京国立博物館神様だらけでした。 神様の木像を、それも女神像を間近で見たいという願望が昔からあって、見てきました。イメージの中の神様像に近かったのは9世紀頃のもの。でもこのあたりのものは仏像の表現に近いような気が。なんだけど、特に女神像は…

『図書館戦争』

『図書館戦争』見ました。面白かった! 有川浩さんの作品、本は読んだことないし、映像化されているものも見るのはこれが初めてでしたが、ああ、そりゃベストセラー作家になるなあって胸にストンと落ちるものがありました。テーマが綺麗にわかりやすく貫かれ…

前田昌良さんの画文集『星を運ぶ舟』

「気持ちのよりどころにしている」っていうよりも更にもう一歩すすんで、頼っている、もしくは依存しているんだってことに、ふいに気づいた。ただ「友人である」ってだけの関係に、気持ちが必要以上に甘えているんだと。「戻っていい場所」なんだと思ってた…

中村彝 展

新宿歴史博物館 中村彝展 ‐下落合の画室‐小さな展示だったけど中村彝の生涯における画業の変遷や苦悩のあとがコンパクトにおさめられていて見応えがありました。 最初のパトロン的存在であった中村屋創業者である相馬愛蔵(このお宅に下宿もしていたらしい)…

岡田君出演の番組 4

『チューボーですよ』 ますだおかだの岡田さんの真似をするなら、ほとんどのひとが「閉店ガラガラ」とやると思うけど、そのあと「ワオ!」までつけるひとは少ないように思う。「ワオ!」まで律儀にリズミカルに、しかも思い切りやる岡田君が好きだ。 『チュ…

岡田君出演の番組 3

今回の岡田君の怒濤のテレビ出演の中で、もっとも楽しみにしていた『ピカルの定理』を見逃してしまった!気がついてテレビをつけときは、既に本棚が倒れる寸前でした…ショック。まあ、しょうがない。そのうち見られることでしょう… ふと、自分は芸能人として…

『ショナイの話』

TVをつけたらブラックマヨネーズの吉田さんが、そのときちょうど個展中だった会田誠に会いに行くところで(個展会場へ)、慌ててその場で録画ボタンを押しました。3月なかばくらいに放送された番組ですが、それを、ようやく視聴。 絵を見ながら会田誠にイン…

岡田君出演の番組 2

『少年倶楽部プレミアム』 格闘技について、もしかしたら役者として30代を生抜いていくための武器がほしかったのかもという岡田君の言葉に、なるほどなあと思う。どんな表現においても、自信がない丸腰なままに手探りで生抜いていくことこそが表現することの…

岡田君出演の番組 1

『しゃべくり007』 この番組はゲスト次第で番組のテンションが変わるから、興味深い気持ちで楽しみにしていました。ゲストによっては化学反応が起こってすごく面白くなるんですよね。とはいえ、この番組を見るのはずいぶん久しぶりなので、以前とは雰囲気が…

CM見た!

『あまちゃん』の橋本愛ちゃんを見てると、「こんな可愛くて綺麗な子が、わたしと仲良くしてくれる!」って、アキの気持ちになって、本気で嬉しくなってしまう。 で、「アイドルになりたい」と言われて一瞬ポカンとするも、「この子は自分が可愛いことを知っ…