森田君のドラマ

森田剛君がヒガシとドラマに。
ヒガシと森田君!!
………斬新だ。
ちっとも想像がつかなくて、案外いいかもしれない。


個人的な話だけど。
V6が結成された当初、私が認識していたメンバーは森田君だけだった。森田君のことは大河ドラマでも見て、「はーっ、すごい可愛い子がいる!」と思っていた。
その後長らくV6自体を目にする機会がなく、私が次に森田君を見たのは、たぶん2000年頃の「学校へ行こう」だったんじゃないかな。ものすごく久しぶりに見た森田君は、ぎすぎすに痩せていたし、それにあんまりにもガラが悪く小汚くなっていて、正直びっくりした。「あの可愛い子が、こんなになってしまったなんて…!!」そう思った。
しかし一方で、同時期に放映していたと思われるドラマ「月下の棋士」を、まったく興味がなかったのにもかかわらず何故か私は見ていて、森田君を見て感心した覚えがある。「ジャニーズ事務所のタレントなんて馬鹿にしていたけれど、なかなかやるもんだなあ」と。(2〜3回しか見ていないんだけど、あのドラマはキャスティングも面白かったし、山口沙弥香ちゃんのコメディエンヌぶりも可愛かったし、あと田辺誠一もよかったんだ。)
それ以降の何年かは、「V6は、森田君がもう少し綺麗な青年に成長していれば、もうちょっと垢抜けたグループになっていたのではないか」という疑問と共に過ごしていた気がする。
しかし2002年、たまたま家人が見ていた「君を見上げて」を見て、森田君に対する認識が、そこでまた変わった。ルックス自体は「汚なっ!」と思った当時とそれほど変わってはいなかったんだけど、そのときは反対に「なんて綺麗な人なんだろう」と思った。
ドラマの内容はよくわからなかったけれど(ちゃんと見ていなかったので)、森田君が画面に映っているだけでなにか引寄せられるものがあり、容姿の美醜にかかわらず「綺麗」と思わされるものがなにかあった。目が、綺麗だと思ったのかも。このひとは、心の底から、本当にかっこいい人なんだろう、とそのとき思った。
私は木更津キャッツアイ(正確には、その番宣)を見て岡田准一君のファンになって以来のV6ファンなので、それまではV6に特に興味もなかったし気にとめて追っていたということはなかった。それでも考えてみれば森田君の仕事だけは、何度か目にして、そして印象に残っていた。興味のない人間をも振り向かせる吸引力が、おそらく彼にはあるんだと思う。
今度のドラマも、ごくごく正直に言うのなら一般的には「なんで今更ヒガシ?いや、ヒガシだからか。」(いや、ヒガシの能力云々ではなく、一般的な印象として、たぶんヒガシってどういうポジション?と疑問に思っている人多いと思うから)という、立場的には非常に微妙なドラマなんじゃないかと思っているんだけれども。それでも、森田君が出るのならば、そのドラマは掛け値無しに楽しみだし、それに見合うものを見せてくれるんだろうなと思う。
森田君には、なにか絶対的な信頼感がある。