「喰いタン」

このドラマってたぶん、メインターゲットは小中学生のつもりで作っているのかな?
毎回、生きていくにあたって基本的な、だけどとても大切なメッセージがお話の中に織り込まれていて、
いつもなんかちょっとホロッとしてしまうんだよなあ。
今回でいえば、「食べるということは、命をいただいている」っていうセリフをおばあさんに言わせているところ。
(しかもみんなで鍋を囲んでの楽しい食事の最中に)
なんかちょっとグっときてしまった。
こういう真直ぐなメッセージを、わかりやすく楽しい演出で手堅く作り上げている姿勢が、なんだかとてもいいなあって思う。
すごくすごく面白いってわけじゃないんだけど、でも見るたびに好きになるドラマだ。

ヒガシは回を追うごとに変なひと度がアップし、更におやじ度も増して、だんだん妙な面白キャラがいい感じに定着してはきたけど、ヒガシが変なひとになっていくに従って、お話の重心が涼介君と京子ちゃんに傾いていっているような気が、しないでもない。
今日なんて、喰いタン、たいした活躍もしなかったし。
でもヒガシの身体は、存在感たっぷりに活躍していた(温泉の場面で)。
なんか、サイボーグみたいで笑っちゃった。期待を裏切らないなあ、ヒガシ・・・と思って。
涼介くんのことを「人相が悪い」ってセリフが入っていたけど、涼介君を演じている森田剛君は決して人相が悪く見えないので、なんか違和感があったな。むしろ人がよさそうな顔になっているんだもの、森田君。口鬚が、「俺はワル(のつもり)だぜ!」って、せいいっぱいの自己主張に見える。
ところで、京子ちゃんが一緒のときは車の運転は必ず京子ちゃんがしているみたいだけど、あの車は京子ちゃんのものなのだろうか?


岡田君のCMの新しいバージョンを見た。
前のバージョンの「愛してる」の連呼は、それなりに面白かったけど「彼女のことをたいして大切に思っていない男が、とりあえず愛してる愛してると連発している」という設定に見えて、まあ岡田君はこういう心のない感じを演じるのが、似合うような気もするなあ・・・と色々思うところもあったんだけど、今回のは・・・・・・・素直に可愛いなあ!