卒業

一時期モーニング娘。にずいぶんと心を惹かれていたんだけど(アイドル好き?)、その頃は、モーニング娘。から比べたらジャニーズの商売っていうのはずいぶん上品なものだなあと思っていた。
モーニング娘。に一番勢いがあった時期って、ちょうどV6で「出せない手紙」がリリースされた頃なんじゃないかと思うんだけど、出す曲によってセンターに立つ女の子が変わり、そこに事務所の押しや、本人の実力、人間関係のバランスが透けて見えるモーニング娘。に比べて、V6のセンターがいつでも森田剛君であることって、はたから見ていてうらやましく思えた。
なにが狙いか見失うような目まぐるしいハロプロのやり方に比べて、森田君がいつもセンターであるv6のあり方って、作り手とファンの間の信頼関係があるからこそ成り立っているものだと思えたからなんだけど。
(当時の、V6をよく知らなかった私から見たら、森田君より岡田君のほうが勢いがあるしルックスも一般受けするものなのに、でもセンターは森田君なんだなあと、なんていうか、ある意味、感心したのだ。)
その後V6に興味を持つようになって、まあジャニーズはジャニーズなりに色々大変なんだな、なんて考えたりもするようになったんだけど。
今回、またもやモーニング娘。から卒業する女の子が現れ、しかもそれが芸能界からの引退をほのめかすようなものだと知り、あー、ハロプロはやっぱり下品だなあと、心が痛くなってしまった。
もし、本当に彼女達の意志で卒業が決められたのならば、芸能人としてそれくらいの心構えしかできない子供を、どうしてモーニング娘。として選んでしまったのか、あるいはどうしてそう決心させるような育て方しかできなかったのか、これだけ知名度のあるグループにそれぞれ夢があって加入しただろうに、結局辞めたいと思うような場を提供することしか、どうしてできなかったのか。いずれにしても、未成年を使って商売をしているのに、事務所はとても下品で無責任な感じがするなあ・・・。
なによりファンのひとたちが可哀想だよね。
あるいは、男の子と女の子のちがいからくるものなのかしら。
まあ、なんにしても、モーニング娘。、いよいよなのかなあ・・・・。