オサムグッズ

鈴木信太郎で検索をかけていたら、イラストレーターの原田治氏がはてな内で日記を書いておられることを発見してしまいました。興奮。
坂本君や長野君が中学生だった頃、私も中学生でした。
今のこどもたちが筆入れにどんなものを用いているのかはわかりませんが、当時の中学生はみんなカンペンケースを使っていました。ちょうどその頃、カンペンケースが流行りはじめたのです。
坂本君や長野君も使っていたかな?きっと使っていたんじゃないのかな。
当時わたしが使っていたカンペンは、ベージュ色の地に、10円玉大くらいの女の子の顔がえんじ色で印刷された、今考えてもとてもシックなもので、原田治氏の作ったオサムグッズのカンペンでした。

原田氏の日記を読んでいたら「ぼくの美術帖」が復刊されていたことを知り、そこでまたちょっと興奮。
「ぼくの美術帖」は24年前に出版された、原田氏の美術エッセーです。
独自の視点から見た美術史や、原田氏の心の中に留まっている美術家たちの話が語られている、たいへん美しい装幀の本です。
鈴木信太郎の名前は、15年ほど前にこの「ぼくの美術帖」を読んで初めて知りました。

6.7年前かな?雑誌を読んでいたらミュージシャンの小西康陽氏が「『ぼくの美術帖』が欲しくて捜している」と発言しているのを読んだ覚えがあります。(そして、私は持っている・・・と自慢したい気分になった覚えが。)
彼は本のコレクターかなにかなんですよね?(ちがったかな。)
その小西さんは、森田君出演のドラマ「喰いタン」の音楽を担当されていました。

世界は繋がっているなあという話。(ちょっと無理矢理)