「アメリ」「着信アリ」

金曜日に「アメリ」、土曜日に「着信アリ」を見た。映画を見るくらい生活に余裕が出てきた。ここ3ヶ月くらい、カツカツで生きていたから。ひと段落ついて、よかったよかった。
アメリ」はテレビでも何度か放送していたと思うけど、初めて見た。なるほどなあ、痛さのバランスがちょうどうまい匙加減なのだ。すべてのイケテない人々を、やさしく応援してくれる愛すべき映画だ。アメリの恋人ニノを演じているのは、「クリムゾン・リバー」の監督でもあるマチュー・カソヴィッツなんだって。こんな顔の人なんだー、意外だ。
着信アリ」は久しぶりに見たホラー。中盤にさしかかって「えっ、そんなものは出さなくても・・・」みたいな演出でちょっと興醒めしたけど、綺麗に計算された怖さだと思った。はまるところにぴたっとはまると、ホラー映画ってとても気持ちがいい。
そして柴崎コウはホラー映画にぴったりだ。柴崎コウが、というよりも、美人がホラー映画にはよく似合うのだろうなあ。怖がっている顔も、絶叫する声も、どちらもとてもいい。「本当にこの人は美人だなあ」と惚れ惚れした。
ところで「着信アリ2」のヒロインはミムラだ。好きな顔の女優さんだけど、美人というのとはちょっと違うよね。既に流れているCMで見る限り、怯えている顔があまりイケテないのではないかと心配なんだけど、どうだろう?ミムラは、怯えているよりも笑っているときのほうが魅力的な女優さんだと思うのになあ。