坂本君について思ったこと

ちょっと前の話になるけど、クイズヘキサゴン坂本昌行さんが出ているのを見てびっくりした。「この人こんなにかっこいいんだあ・・・!」と思って。私は生でV6のメンバーを見たことがないし、坂本君て、普段まわりにいる人たちがみんなキラキラアイドルなものだから、どうも相対的に彼のことは「いかにもジャニーズっぽい雰囲気のひとだけど、いまいち華が・・・」と思ってしまっていた。だけど、美少年や美青年ではなく極めて一般的な容姿の人々に囲まれた坂本君は、他のひとたちと比べて輝きが全然違った。なんか、ひとりでホストっぽい光線をビシバシ出していた。わあ、すごく色っぽい人なんだ、この人!と初めて実感した。
もともと岡田君のことが気になってV6チェックをはじめたので、V6全員がテレビの画面に映っていると、私の視線はおのずと岡田君、もしくはカミセンを追っている。トニセンのことはどうしてもおろそかになって見ていないことが多くて、そしてトニセンの中でもあえて順位をつければ長野君→井ノ原君→坂本君の順で興味があるので、だから今までおそらく私は坂本君のことをあまりよく見ていなかったのだ。
しかし、最近「ありがとうのうた」のPVを見ていて気がついた。それは、坂本君の笑っている顔ってなんだか面白いってことだ。
なんだろう、34にもなるのに、しかもスラッとスタイルがよくて、いかにもホストみたいないたたずまいなのに、笑うといたずらっこみたいな顔なのだ。そのギャップが面白いのかなあ?とにかく坂本君が画面に映ると、もうそれだけで面白映像みたいに見えてきてしまう。
「ありがとうのうた」なんてしんみりしたいい映像なのに、坂本くんのところだけは、なにかのコントみたいに見える。腕をふりながら後ずさりしていく場面なんて、ほとんど爆笑しそうになった。なんだかわからないけど、坂本君がとにかく嬉しそうに腕ふってるものだから。
そうだ、このひとの笑顔って、なんだかやたらと嬉しそうに見えるのだ。なんだろう・・・・犬っぽい?いや、犬というよりは・・・お母さんの愛情をいっぱい受けて育った男の子って感じか?・・・34にもなったいい大人に対する感想じゃないみたいだけど。
「UTAO UTAO」のPVの中でも、坂本君が笑うと面白い。いや、笑っていなくたって映っているだけで面白い。ミュージカルでつちかったものなのかなんなのか、坂本君はいつもオーバーアクション気味だから、「あー、なんか嬉しそうに踊ってるなあ」と見てしまう。特に最後の場面は圧巻だ。タイムカプセルを見つけて、メンバーのもとに喜びいさんで走り寄る坂本くん。ああ、本当に嬉しそう・・・でもなんか面白い・・・よくわからないけど、イメージとしては欽ちゃん劇団にいそうな感じだ。この「嬉しそうに走り寄る」という動作が、坂本君には本当によく似合う。これほど似合うのは、V6の中ではピカイチで坂本くんだろう。ナイスキャスティングだ。