着信アリ と 野ブタ。をプロデュース

金曜日。
テレビをつけたら着信アリをやっていた。
前にも書いたけど、菊川怜って怯えたり怖がったりする顔が、あまりよくない。ホラーのドラマにしたいのだったら、ヒロインの怯え顔がよくないっていうのは致命的じゃないかと思う。菊川怜の怯えた顔って、なんだか漫画みたいでおもしろいんだもの。

土曜日。
友人夫婦とちょっとした打ち合わせの食事会。
帰宅したらYが「野ブタ。をプロデュース」を見ていた。着替えなどあれこれしながら視聴。ほんの20分くらい、ながら見だけど。
いじめられっ子が世界ときちんと対峙することを選び、戦っていくことを決め、なるほど、ふつうの青春ドラマなんだなあと思いながら眺めていたら、最後のモノローグに思いきりひっかかった。「僕らはそのとき、ひとの悪意と戦うことがどれだけたいへんなことか、まだわかっていないかったのだ」…といったような内容のもの。
悪意と戦うのは確かに大変なことだろう。それは誰の心にもあるし、「やめろ」といって調節のできるものではないものなあ。「悪」と戦うのならまだ簡単だけど、そうではなくて、ここに登場する高校生たちは「悪意」と戦うのだ。
番宣をしているのは多少目にはいっていたのだけれど、もっと軽い内容のドラマなのかと思っていた。悪意との戦いを本当に描こうと思ったら、かなり重たいものにならざるをえない。来週以降、ちゃんと見てみようかな。
どうでもいいけど、山下君は酔っぱらっているみたいに見えた。台詞まわしとか。
そして掘北真希ちゃんはずっと走っていた。あれは大変そう…。でも電車男のときより可愛く見えた。