オールナイトニッポン

V6のオールナイトニッポンを聴いた。
番組の終わりのほうで、10年前の結成当時に6人それぞれが語っていた『今後の目標』というものが披露されていた。それぞれがどれくらいの本気をこめてこの目標を語ったのかはわからないけど、その言葉にあんまりにも端的にその人自身があらわれていて、なんだか感心してしまった。特にカミセンは10代なかば、まだまだ成長過程にあって願望とか目標といったものがとても切実なものであったせいか、あるいはやはり年齢からくる立場の違いのせいか、とてもストレートな言葉で自分の生き方についての目標を語っていた(トニセンの目標は、自分に自身についてというより、グループとしての今後、仕事に対する意気込みについてのものだった)。
ちなみに、森田君は「中身が男っぽい男になりたい」、三宅君は「人に媚びずに自分の個性を伸ばしていきたい」、岡田君は「岡田君のようになりたいと誰かの目標にされるような人になりたい」というもの。
ひとってなあ。どんな言葉のはしばしにも、自分が出てしまうものなんだなあ…。目標っていうよりも、自分自身のことみたいだ、なんとなく、これって。夢とか目標って、自分の中から出てくるものだからね。自分自身から離れたものは出てはこないんだよね。カミセンの面々は、10年の月日をかけてちゃんと自分の道をはずれずに歩き、成長を重ねてきたってことだよね…。岡田君のコメントだけは、岡田君の性格そのものについて言及したものではないけど、でも間接的には、岡田准一というひとをよく浮かび上がらせているような気がする。