「まっすぐに。」とタイムショック

大家族といえば、最近では青木家だ。
その青木家の長女であるあざみさんの著書「まっすぐに。」を読んだ。
テレビを見ていて不思議だった点がこの本を読んで解決し、と同時に、この青木あざみさんという女性にひどく感心してしまった。
このひとの考え方って、書名と同じく本当にまっすぐなのだ。生まれつきのものなのか、あるいは複雑な生い立ちの中でつちかわれて来たものなのかはわからないけれど、とにかくこんなにも若くして、「人の心の動き」の本質的なものを深く、なおかつダイレクトに理解しているんだなあとちょっとびっくりした。本質を素早く捉え、自力で判断し、結論をだし、マイペースに行動している。
これはなあ、ある種の天才かもしれないなあ。(もしくは、こういうのを”ヤンキー気質”っていうのかもしれない。あくまでもいい意味で!)
誤解を恐れずに言えば、こういう頭の良さって、森田剛君にちょっと似てやしないかと思うんだけど・・・・
・・・・・いやいや、それは強引すぎるかな。


V6のファンになってV6観察をはじめてみて、そうすると他のジャニーズのグループのこともちらほら目にはいったりして、それでしみじみ思ったのは、アイドルってみんなそれぞれ頭がいいんだなあってことだった。(でもそうじゃなければ、長きに渡ってアイドルなんて勤まらないんだよね、きっと。)
当時はまだオトセンの放送があった頃で、番組でダラダラとしゃべるカミセンを見ていて、私の感想だけど、3人ので中は三宅健君が一番、年相応の頭の良さを持った子だなあと思った。
森田君の頭の良さっていうのは鋭い嗅覚からくる非常に感覚的なもののように感じたし、岡田君のそれは一番ひねくれていて、一周まわって頭が悪いのかな?と疑ってしまうタイプのものだと思ったんだけど、三宅君の賢さは、感受性の強い男の子がまっとうに地道に成長して勝ち取ってきたタイプのものなんじゃないかなあという気がした。
「『ワンピース』が好き」と公言してチョッパーの帽子をかぶっているようなところも、いいものを素直に「いい」と言えるとてもまっとうな感性の持ち主だと思えたし(それって案外難しいことだ)、岡田君にきついことを言っていじめているのも、からみづらい岡田君に気をつかってかまってあげているように見えた。
なにより三宅君が、『なにをやっても森田剛』の森田君と、どこまでもからみづらい岡田君の間のバランスをうまくとってあげているように見えて、ふたりの間で細かく気をつかって、なおかつ自分のキャラ立ちにまで頭をまわしていて、なんだかこのひとって(アイドル的に)とても優等生だなあ・・・なんて思って、痛々しいくらいに感じてもいたんだけど。
その認識は今もそんなには変わらないけど、最近になって、でも思っていたよりもずっと、三宅君は不器用で天然な男の子なんだなあと、すこし見方が変わってきたかも。
色々頭と気をつかってはいるだろうけど、思っていたよりずっと天真爛漫な子で、痛々しいなんて思ってしまって申し訳なかったなあ・・・なんて思った。
だから何ってことじゃないんだけど。


タイムショックのいのっちが、スーツを着ていて素敵だった。
やっぱりスーツはいいなあ。
ルックス的にはいのっちってほぼ理想に近いものだから、すっかりときめいてしまったなあ。