坂本君とフラメンコ

学校へ行こう」、放送している時間は料理をしていてまだちゃんと見ていないんだけど、けんちん汁の鍋に里芋(ずっと前に買って、早く食べなくちゃと気になっていた)を放り込んで一息ついたとき、ちょうど「スペインの夜、今度は坂本が夢をかなえに・・・」とナレーションがテレビから聞こえてきたので、そこだけ手をとめて、画面に見入った。
坂本昌行さん、フラメンコはもっとちゃんと踊るのかと思っていたら、さすがにそんなことはなくて、ちょっと残念だった。
でも「サカモト!サカモト!」と盛り上がるコールの中、照れくさそうにステージに上がり、女性ダンサーと共に軽くステップを踏む坂本君は、なんだか大人の余裕を漂わせていて、それでいてすごく可愛らしかったなあ。
お客さん達も嬉しそうに「日本の素晴らしい歌手!」坂本君を見ていた(ように見えた)し、当の坂本君も嬉しそうだった。
フラメンコはうまく踊れなくても、きっとお客さんたちにも『ダンスで慣らした人だ』というのは伝わったんだろうなあ。坂本君を含めたその場にいるひとたち皆が、ダンスを楽しむ気持ちを共有しているような、あたたかい空気が終始流れていた。・・・そんなふうに見えた。
こういうの見てると、坂本くんて、愛されることを怖がらないというか、愛されることに慣れている人なんだろうなあと、なんかそんな気がして、眩しいような気持ちに。
それにしても、ビールは手酌なんだな、坂本君。(アイドルといえども!)