ハロルド作石となっちの新曲

火曜日の夜になんとなくテレビをつけたら、ハロルド作石の仕事風景が流れていました。流行りの文科系メガネ男子といった風貌のひとだなあ。「BECK」を描くにあたって嘘がないようにと、自分で何本もギターを買い、ルシールにいたってはアメリカに住む友人に頼んでピストルで穴をあけてもらったそうだ。そのくらいの下準備というのは、本当だったら当たり前のことなのかもしれないけど、その当たり前のことが、時間に追われているとなかなかできないと思うのだ。「資料で済ませておこう」というふうに、人間の心なんて簡単に妥協を許してしまうものだと思う。だからこそ、昨年の少女漫画家の盗作騒動のようなものが起きるんだと思うんだけど。でもハロルド作石はそんなぞんざいな仕事の仕方はできないし、そもそも描くこともギターのことも、両方のことが好きなんでしょうね。一流のひとってこういうことなんだろうなあ・・・としばし考えました。
その一方で、なっちの新曲です。
それが「ザ・ストレス」であることはなんとなく予想がついていたんだけど、CDのジャケット写真が国会議事堂ってどういうこと?アイドルのCDのジャケットだからといって必ずしも本人の写真が出ている必要はないとは思うんだけど、あれはちょっとなあ・・・。ある種のユーモアなんだとしても質がいいとは感じられない。なにかそれ相応の狙いがあるのなら、説明してほしいなあ。