『花よりもなほ』コメンタリー

殿下のドラマの番宣など少しずつ見ています。
Vシュランですが、ドラマの宣伝のためか、坂本君があんまり映らなかったですよね?ちらりちらりと映る坂本君が、映る度に笑顔でたいそう可愛らしく見えて、なんだか癒されました。この前坂本君ファンのひとのブログを読んでいたら、「昔は坂本君はもっと痛々しかった」みたいなことが書いてあって、坂本君をじっくり見て来たわけじゃない私は「そうだっけかな?」なんて思いつつも、でもそういえば、こんな人なつこい笑顔で笑うようになったのは、そんなに昔からのことじゃなかったかもしれない、なんて、よくわからないなりにしみじみ考えました(私が坂本君の笑顔にときめきを覚え出したのは、ここ1年やそこらのこと)。
そしてどうも最近の私は、そもそも坂本君とは同い年なので、坂本君の仕事の状況とか、顔の老け具合とか、丸くなり具合とか、自分と照らし合わせて考えてしまうきらいがあります。
菅野さんは頭の回転が早い子だなあ。そういえばドラマを見ていて思ったけど、菅野さんて、女学生から中年まで、どの年代も違和感なく似合いますね。すごいことだと思いました。あと、岡田君は、新聞記事になった写真が、いかにもそれらしくて、非常によくはまっていて面白かったです。新聞記事の似合う顔。


ここ二三日は、仕事をしながら「花よりもなほ」のコメンタリーを聞いています。
あの場に古田さんがいてよかった。岡田君を(それから監督をも)弄ぶ古田さんのトークがとても面白くて、笑いながら聞いています。そしてこれを聞いてしまったら、もう香川さんのことを平常心では眺められなくなってしまいそうだ。
それから、古田さんが仕事仲間として岡田君を認めてくれているのが伝わってきて、それがなにより、ファンとして嬉しい。
岡田君がマツモトタイヨウのことをなんて言っているのかよく聞きとれなくて、なんども巻き戻して聞き直してしまったのですが、どうも「若者に人気の」って言っているようです。なんじゃそりゃ。なんだかおっさん臭いまとめ方・・・・

花よりもなほ、見ていてとても幸せな気持ちになる。ずっと寒そうな画面が続いて、でもときおりあらわれる小さな日なたの温かさや、咲き誇る桜の色や山道の深い緑が目に染みます。(ああ、映画館の大きなスクリーンでもう一度見たい・・・)
もっと評価されてもいい映画だと思うんだけどな。いや、映画に詳しいわけでもない私が言うのもなんですが。でも、今こそ見られるべき映画だと思うんですよ。なにかを誰かのせいにしながら、どこかに責任を押しつけながら人生を粗末にするのではなく、宗佐さんのように、自分の頭で考えて判断し、生き抜く強さ(あるいは弱さと言い換えてもいいかもしれないけど)とずるさを持ち合わせてほしいと思うのでした。
(自分がそうできているとは必ずしも言えないので、だいぶ偉そうな物言いなんだけど)