プロとかクリエイティブとか

先日の松任谷さんのラジオ、それについて言及しているブログの文章がみな歯切れが悪くて、一体岡田君は何をまた微妙なことを言っていたのだろうか?と心を痛めていたのですが、いつもこっそり拝読している岡田君ファンの方のブログに、レポがアップされていたのを読むことができました。(多謝。ここは見ておられないだろうけれども・・・それならば、こんなとこでお礼を言うのもどんなものかと思うが・・・。)


ははあ、なるほど。松任谷さんは「大人だ」と評してらっしゃったようですが、レポを読む限りでは、私は、ちょっと青臭い内容だなあと感じてしまったので、読むのにとても苦労がいりました(読んでいると恥ずかしくなってしまうのですよ・・・・なんというか、岡田君の言葉はいつも、私の中の、自分自身が恥ずかしいと思っている部分をえぐるのです)。
でも、とても面白かった。そして、御自分では「悩むのは17とか18の頃に過ぎてしまった」というふうに感じてらっしゃるようだけど、岡田君、今もまだ、自分の方向性に自信がもてていないのだろうなあと、なんとなくですが、思いました。だから、色々考え込んじゃうっていうか、理屈で自分を正当化したくなっちゃうんじゃないかな。いや、それ、私の妄想ですが。


でも、改めて、正直な人だなあと思いました。融通がきかなくて、頑固で、真面目で、誠実で、面倒臭くて、面白いな、岡田君は。


プロとクリエイティブの、言葉の定義の仕方が間違っているというか、岡田君、だいぶいい加減に使っているんじゃないかなと、ちょっと疑問を覚えたりもました。その言葉の使い方には、賛成できない。本当のプロの仕事っていうのは、とてもクリエイティブなものだと思うな。


まあ、岡田君自身は、実際のところ、別に悩んじゃいないかもしれませんが。
でもたぶん、プロとかクリエイティブとか、それはいつか自分の中でバランスがとれるようになることなんじゃないかなと思うし、そうなるまで、岡田君は(おかしな発言を繰り返しながら)葛藤し続けてくれるんだろうなあと、それは、なんだか楽しみなような気もします。見ててちょっとしんどい・・・と思うこともあるんだけど(たかがファン、こんなに気に病んでどうする、私!みたいなふうに思って・・・)、岡田君の葛藤する姿は、かっこわるくて、でもだからこそ、綺麗だし、興味深い。


そうだ、それから、岡田君は、とても長いスパンで物事を考える人なんだなとも、改めて思いました。