カーネーション「ライバル」

カーネーション』はずっと面白いし、ずっと好きで目が離せません。でも、今週小原三姉妹が成長しデザイナーを目指すくだりに入って、ドラマ開始当初と同じような、若いひとのエネルギーがありあまっている感じ、そのエネルギーをどこへむけたらいいのかわからずにやきもきしている感じ、そしておそらくここから人生が開けていくであろう描写は、見ていて特別に、すごく楽しいなあと思う。やっぱり若いって、それだけでドラマチックなことなんだなと思う。

長女の、おそらく誰もが多かれ少なかれ持っているであろう、お母さんに誉められたいと思う気持ち、次女の若さ(と才能)ゆえの傲慢さ、この二人のお互いを好きであり認め合いながらも、色々な要素が絡み合い、しかも血が繋がっているだけに全く容赦がないライバル心に、なんだかもう、心を揺さぶり続けられた一週間でした。


今週からオハラ洋裁店のお店の照明が、明るく蛍光灯っぽい光になりました。時代の流れですね。


おのまちこさんは、ちゃんとハイティーンの子どもがいるお母さんの顔になっていて、もう本当にすごいなあと思う。実年齢は長女のほうが上だし、今日にいたっては糸子さんの妹静子が再登場し、もう一体誰がなにで何歳だかわからないカオスな状態になっていたけれども。