平時忠

正直、『平清盛』に森田剛君初登場のときは、期待が大き過ぎたせいか全然ぴんとこなかったです。キャラクターもあんまり興味をそそられなかったし、森田君自身もなんだか妙に可愛らしげにしゃべっていて見ていてこそばい感じだし…と思っていたら、年齢的にだいぶ子どもの設定だったのですね。髭はやしてたけど。
今日の放送にいたって、なんだかちょっと平時忠という人物像がわたしの胸にも届いてきた感じです。台詞だけ抜き取って聞いてしまうといつも薄っぺらいようなことを言っているのに、全身から人柄の温かさや可愛らしさ、それから、本質的なことを自然きちんと大事にできる賢さ…のようなものがにじみ出ている男性ですね。深田恭子ちゃんと森田君のシーンは、見ているこちらをちょっと暖かい気持ちにしてくれる(まわりが魑魅魍魎だらけで殺伐としてし過ぎだからかもしれないけれども)。
けど、お父さんが蛭子さんて。