ア ジョシをV6が演じたら

『アジ  ョシ』を見ました。
ア  ジョシというのは「おじさん」という意味だそうです。

仕事先のお得意さんに勧められた映画です。先日久しぶりにその方にお会いすることになり、「勧められた映画を見ていなかったら、失礼だろうか」と気になり(なぜなら私ときたら、お会いして勧められたそのあとに、メールでわざわざ「あのとき話していたあの映画はなんて題名でしたっけ?」と問い直してまでいたから…)慌てて前日に睡眠時間を削って見たのですが、これがまあ、おもしろかった。お話自体はひどくオーソドックスで目新しさはほとんどないのですが、色々なことがハマるべきところにきちんとハマっていてとても小気味よく、ひどく魅力的な映画でした。


ネタばれで書いてしまいますが、ウォンビン演じる悲しい過去を背負って孤独に生きる男が、唯一心を開いていた少女(この子も孤独)を助けるために孤軍奮闘するお話です。ウォンビンが、もう笑っちゃうくらいにかっこよくて強いのです。

主人公おじさんの役を、ウォンビンのような若くてイケメンなスターが演じてるのが斬新です。日本だったら、これ遠藤憲一さんとかが演じる役じゃないのかな…武さんとかでも見てみたいかな。
日本で、そこそこ若手の俳優がこれをやろうとすると、伊 藤英 明とかになっちゃうのかな、でもその映画はあんまり食指が動かないな…としばし考えていて、ふと、ああ、これ、森田君でいいじゃない、と思いつきました。森田君主演のア  ジョシみたいなお話、見たいなあ!…と考え、そして更に、いやいやむしろV6全員でやればいいのじゃないかと妄想が膨らみました。


主人公は悲しい過去があり心を閉ざして生きてます。かつて特殊部隊に在籍した殺人のエキスパートです。滅茶苦茶強い。ひとりで悪の組織に乗り込んで全員をボコボコにしちゃいます。

悪の組織を仕切るマンソク兄弟は、坂本君と三宅君。マンソク兄弟、特に弟のほうはかなりイッちゃっている役で、これを演じるのは俳優さん自身、楽しくて嬉しいのではないかしら。おしゃれ大好き、ファンキーにサイコ。本当だったら心情的には役者・岡田君にやってほしいのだけれども…でも三宅君の演じているマンソク弟のが見たい…三宅君はマンソク弟を魅力的に演じてくれそう。
マンソク兄に関しては、いのっちでもいいなあと思ったんだけど、映画終盤でのおびえっぷり、逃げっぷりをぜひ坂本君で見てみたいと思いました。かっこいいところとのギャップで観客を沸かせてほしい。

岡田君はマンソク兄弟に雇われている殺し屋の役。敵同士だけど、主人公のことを認め、ひそかに彼に共鳴している。主人公の森田君にほとんど片思いしているみたいな役です。(実際の俳優さんも岡田君系の顔立ちです)

事件を執念深く追う刑事の役は、長野君。ひたすら渋くねちっこく演じてほしい。

惜しむらくは、残るいのっちにだけは、あんまりいい役がないんだけど…いのっちにはぜひとても悪い悪役をやってほしいので(といってもほかの5人にしてもほとんど悪役なんだけど)、人身売買のおばあさんの役を(もちろん女装してほしいわけではないので、いのっちのままで演じてほしいです)…出番は少ないけど、印象的な役です。ただただ小憎たらしく演じてほしいです。



※映画の題名、検索でひっかかっちゃったら申し訳ないので、スペースをあけて表記しました。