昔語り・自分語り その2

ひどい自己満足語りですが、続きます。
自分がV6を好きになる前の、V6についての印象です。



V6を好きになる前にも、いのっちのことだけはよく目にしてました。確かNHKのBSで平日の深夜に毎日やっていた情報番組の、日替わりMCのうちのひとりをいのっちがやっていた時期があって、さとうたまおさんや渡辺美里さんと一緒にMCをやってたんですよね。本や映画や音楽をとりあげる番組で、ゲストを迎えてトークをしたり、気軽で気もちのよい番組で(案外深い話も聴けたりして)よく見てました。いのはらくんてサブカル好きなんだなと、それを見てインプットされました。あと、思ってたよりおとなしい印象のひとだなあと感じたかなあ…いのはらくんて顔の印象が強くて、「すっごく面白いひとなんだろうなあ」って過剰な期待を彼に抱いていたところがあった気がするのですが、喋っているのを聞くと、「あ、期待しすぎてたな」って。失礼な話なんだけど。
それから、いのっちのことは、もっとずっと年が上なんだと思ってました。坂本君長野君と同じ年代なのかと思ってた。V6ファンになって初めて「案外若いんだ!ずっと(自分より)歳下じゃん!」と知ってショックを受けました。
あと、これはわたしの気のせいかもしれませんが、いのっちって、ごく短い期間、今田さんか東野さんと番組をやっていたことはありませんでしたかね?深夜の時間帯の番組で、素人の家にロケに行くみたいな内容だったと思うんだけど…当時はまだジャニーズがバラエティ番組に単独で(しかも深夜に)出るのは珍しくて、でもお笑い芸人さんがやるような分野にどんどん参入しはじめてた時期ではあり、「こんなところにも進出してきたんだなあ」って思って見たかすかな記憶があるのですが。



森田君のことを初めて知ったのは、大河ドラマの「もうりもとなり」です。「わあ、すごいかっこいい子がいるなあ」とものすごく印象に残りました。キラキラしてたし、ギラギラもしてたし、オーラがあったし、綺麗だった。ところが、その次に森田君を私が見たのは、そこから数年たった1999年頃のことで、ある日たまたま「学校へ行こう」を初めて見て、そこに、色黒で長髪で金髪のチンピラみたいなガリガリの森田君が映っていて、驚愕を覚えたのでした。あの綺麗でキラキラしていた男の子が、いつの間にこんな鶏ガラみたいになっちゃったのか!と。あのときは本当にびっくりしたなあ。
わたしはだから、8〜9年くらい前はずっとこう思っていたのです。V6のセンターである森田君がもうすこし一般受けするルックスに成長してくれていたらV6はもっと垢抜けた人気のグループになっていたんじゃないのかなと。その魅力に気づいてしまえば森田君は何をしててもかっこいいことがわかるけど、でももっと通りすがりの一般女性、一見さんにアピールするべく、出来る限り小綺麗にしていてほしい、と。
今は、でも、ものごとは治まる方向に治まっていこうとすすんでゆくものだし、V6のあり方も、彼らが前を向いて歩いてゆく限りは、きっとメンバーたちが居心地のいい、自分たちが最も輝く正しい方向性にすすんできた、すすんでゆくはず、と思うので、森田君の一筋縄ではいかないルックスも、もし本当にそのせいでV6の人気が垢抜けないものだったんだとしても、それはそれでよかったことなんだなと思います。
後年、NHKでやっていた「君を見上げて」を見て、その頃には鶏ガラ時代よりは幾分まし…というと失礼だけど、だいぶ綺麗な森田君に戻っているように見えて(役柄のせいかもしれないけど)、ああよかったと胸をなでおろしたものです。と同時に、あのドラマでの森田君は本当に素敵で、ああこのひとは才能豊かな俳優さんでもあったのだなあと認識するに至りました。V6のことを好きになる、ほんの数ヶ月前のことです。


まだまだ続く。