単なる愚痴

あともうひとがんばりと思いながら、ちょっと気分的に疲れてしまった。
今している仕事のうちのひとつは、取引先とそりがあわなくて話をするたびに神経を逆撫でされてしまい疲れてしまうのだけれども、まあそれは、しかたないことだ。
しかし、また別のひとつは、普段の自分の仕事内容よりも、よりもっと正確を期する仕事なので、細かく細かく駄目だしが入り、こんなに何度も「駄目だ駄目だ」と言われることがあまりないので、なんかちょっと愚痴のひとつも言いたいなと、疲れてしまった。


どんなに「え〜っ、なにそれ」と思ってしまうような意見でも、自分の言葉で自分の意見として喋ってくれる人は優しいんだな、としみじみ思った。もちろん「誰それがこう言うので駄目になりました」なんていうのは問題外だけど、でも「誰それと話していてこう思った。このほうがいいという結論になったのでそうやって直すよう検討してみてください」と言われるのですら、自分が尊重されていないみたいでむなしくなるものなんだなあ。(何故わたしとは話し合ってくれないのだ、と)

過去にあれこれ言われて「なんだそれ」と腹をたててしまった相手も、でもあの人は自分の意見としてしゃべってくれていた、優しさを持って仕事してくれていたんだな、腹をたてて申し訳なかったと、思えるようになっただけでも収穫だ。と、愚痴をこんなところに垂れ流してしまうのもどうだろうと思うのですが、書いただけでもすこしスッキリしたのでよかったなと、自己満足。




プロファイラーのナポレオンの回を見ました。岸恵子さんは美しい女(ひと)だなあ。「女性である」ことに対して誇りと自信をごく自然に身につけておられるように見えた。しみじみ素敵だ。
天野君(キャイーンの)はどうして出演しておられたのだろう。ナポレオン好きなのだろうか。いづれにせよ天野君の話のプロとしての辣腕ぶりにほれぼれしました。司会としての岡田君をたてながらも、話をさりげなく交通整理してみたり、場を掌握しながら自分の立ち位置も調整していて。

プロファイラーは、その人物を好きな人たちが集まって展開する「好き好きトーク」を聞けるのがとても楽しい番組で、好きです。