永遠の0

いろいろ書こうと思っていたんだけど、忘れてきちゃってるなあ。昨年末のことからいろいろ書きたいと思っているんだけど、今日はとりあえず、「永遠の0」を観てきた。


零戦て綺麗だなあと思った。その映像が素晴しかった。雲の中をすーっと、くるくると、鳥のように飛んで、それがただただ美しくて、だけどその空に描いた綺麗な弧が突然に、撃ち落とされて火と大量の灰色の煙を吐き出しながら散ってゆくそのさまが衝撃的で、生きていることの美しさと、だけどこんなにもあっという間に死と接触する、そのひりひりするようなあっけなさが、だけどそれが戦争なのかとつらつら考えたりして、この画を観られただけで、この映画を観てよかったなと思った。


岡田君も綺麗だった。綺麗な目をしているなあと思った。それから、これは図書館戦争のときも思ったけど、まずあの体型が、ものすごく説得力があるというか、存在感があって、そのたたずまいに、ああ、このひとは信頼のできる俳優さんなのだなあと思わされた。


「生き延びるための努力をしろ」と怒鳴る宮部の姿に、先週の大河の「生き延びられよ」と怒鳴る官兵衛の姿が重なって、なんだか既視感を感じた。


濱田岳君がすごくよかった!彼は声がいいなあ。


新井浩文さんと宮部のシーンはどれもよかった。新井浩文さんは好きな俳優さんなので、岡田君との絡みが見られて嬉しいという気持ちもあった。


岡田君の、さいごのあの表情は、どういう意味と捉えたらいいのだろう。それを考えると、とても、なんていうか、切ない。